快活クラブ、鍵付き個室で休憩してみた赤帽おじさん・法律との関係

午前の仕事を終えて、夕方の引き取りまで時間があったので、以前から気になっていた23区の某快活CLUBを利用してみた。

ここは23区に入ると駐車場の設置率が極端に減り、また高さ制限もあるので赤帽車で入れる場所が少ないわけですが

ギリギリ2.3mや屋外駐車場が設置されている場所があったので、利用してみた。過去にも何度か利用していたのだけれども今回は試しに「鍵付き個室」を利用してみた。

鍵付き個室は飲食物の利用が制限される代わりに完全密室で鍵が設置されている。
正直私はもっと薄い壁かと思っていたのだが、部屋に入るとヘッドホンすらない(・_・;え?
そういえばここでテレワークや配信してる人もいるんだ。防音もそれなりになっているようだ。まるでカプセルホテルの上位互換のようだ。布団ないけど。

法的にいうと飲食店の扱いと風営法・旅館業法の狭間をぬって設置されているらしい。
・寝具を設置しない事で旅館業法から外れる
・飲食を従業員が持って行かないことで「区画席飲食店」から外れる
など、法律をクリアしているというより法律から抜けている点をついてきているようだ。

これに関しては多少のモヤモヤはするが、旅館などは昼間に休憩できる場所もなく(昼間の場所提供となるとラブホテルのようなところになってしまう)夏で荷台に寝転がるわけにも行かないので赤帽運転手など軽貨物系ドライバーにとっては助け舟のような存在でもある。
特に足を伸ばしてゆっくりしたい時に、他の施設では足りない点を補ってくれている。これに変わるのは・・・せいぜいスーパー銭湯ぐらいか。それも23区では珍しい存在だが。

正直なところ、この設備がいつまでも法律で許されるかは分からない。旅館業の方から見れば迷惑な話だろうし、今後は法律が厳しくなる可能性もあるが、いまはひとまず使わせて貰おうと思う。

それにしても・・・鍵がついて完全密室がこれほど快適とは思わなかった。どうりで満室が多いわけだ

※予約が出来るそうなのでお勧めします。